2010/03/31 (Wed) 18:31


みなさん、なんだか寒い日が続いていますが
お元気ですか?
永山マキです。

今日は、ちょっとお知らせがありまして。
なんと、わたくし
初めて作詞作曲のワークショップをすることになりました!!

しかも、何度か足を運んでいる
オシャレな店、コーツトにて!!


この日は、また、
特別に美味しい料理や、なかなか普通では味わえないビールなども楽しめますよ。





お料理も是非お楽しみにね!!!

さて、イベントの詳細はこちらです!!

↓↓

文京区と台東区にまたがる、谷中、根津、千駄木の中心に、
毎年行われている一箱古本市
http://sbs.yanesen.org/projects/sbs/wiki

こちらの実行委員さんと、COUZT CAFEさんのご協力のもと
4月29日に「ことばとおと」という、
作詞作曲ワークショップが行われます。

それにともない、作詞の元になるエピソードを募集いたします。
テーマは『一箱古本市』にちなんで、ズバリ「本」!

本にまつわる思い出や、好きな本の話、等々
「本にまつわるエピソード」をメールにて送ってください。
(応募回数、文字数は無制限です。)

当日は、集まった言葉の中から何作か選び、
みなさんとディスカッションしながら曲を組み立てていく予定です

あなたの言葉が歌になる!?

みなさまのエピソード、お待ちしております!!
締め切りは前日23時59分まで!

募集テーマ
「本にまつわるエピソード」
タイトルとペンネームも添えてください。
(応募回数、文字数は無制限です。)

作文例:
「返せない本」
好きな人に本を借りたまま別れてしまった。
返せないまま今にいたる。その本を見るたびに
彼のことを思い出す。

「電話」
最近読んだ本が(略)という内容で
母親のことを思い出した。
その話をしようと思って、久しぶりに母に電話をしてみたら、
先に母親からその本をすすめられてしまった。

※例はあくまで参考です。
文字数、文体等、決まりはありませんので
あなたの言葉でどしどしご応募ください!!


言葉受付窓口(本日より受付開始)
kotoba@maki-nagayama.com

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■イベントinformation

2010年04月29日(木・祝) 谷中古本市イベント:
ことばとおと -永山マキ・イシイタカユキの紡ぐ世界-(作詞・作曲ワークショップ)
「あなたの言葉が歌になる!?」〜本にまつわるエピソード募集中〜

公演日 2010年04月29日(木・祝)
地域 東京
会場 COUZT CAFE「 藍い月」+SHOP 110-0001 台東区谷中2-1-11
開場 17:00
開演 17:30開演 19:30終演予定(途中休憩あり)
料金 1000円+オーダー。定員23名・予約制。
出演 永山マキ・イシイタカユキ
ご予約 4/1より予約開始
予約受付:03-5430-0637(平日11:30〜18:00)ここに本文を記入してください。
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2010/03/28 (Sun) 20:29
ぼたん雪の降る新潟駅から
事情により
一人新幹線で帰ることになる。

みんなが乗った車を見送ると
私は2席並んだ通路側の席を購入した。

車内に乗り込むと
窓側の席に、眼鏡をかけた、やさしい顔の女性が
本を読んで座っている。
丁度私の母親の年齢ぐらいだろうか。

彼女は私を見つけると本を読むのをやめて
「ああ、お隣なのね。女の人でよかったわ。」と
安堵の表情を見せる。
心の葛藤が無いような、心地の良いしゃべり方だ。

「よろしくおねがいします。」と私も笑顔になる。

荷物を棚に上げて、
スペースの様子を伺っていると
「私はいいのよ、荷物はないの。」と言う。

何度かやりとりした後、本当に荷物がないようなので
それじゃあ、とスペースいっぱいに荷物のせる。

それから数時間、
私たちはお互いとなりの席で
本を読んだり、トイレへ行ったり、眠ったりする。

相手のことは全く知らない。
だが、隣の席で彼女の息づかいを感じていると
ルームシェアしているような
妙な気分になる。

初めて会う他人なのに、
全くストレスがない。
むしろ彼女の隣は、なんだかやさしい空気が流れていて
居心地がよかった。

私は体調がすぐれなかったので
本を読み終わってしまうと
ほとんど眠ってしまっていた。

彼女も色々やっていたが、眠ったようだ。

大宮駅あたりになると
私たちは目を覚ました。

彼女は、なんだかそわそわしているように見えた。

上野駅で降りるので
私は荷物を降ろし始めた。

彼女が口をひらいた。

「あの、、寒くなかった?大丈夫?
わたしずっとコートをかけていたからよかったけど
あなた、寒くないかしら、とずっと気になっていたの。」

「あら、私もダウンコートを着ていたので
大丈夫でしたよ。ありがとうございます。」

なんだか名残惜しい空気が流れる。

「私、上野駅で降りるんです。」
「そのようね。」
「お隣、ありがとうございました。」
「こちらこそ。」

上野駅が近くなると、私たちは
会話をしたくなっていた。

もうすぐお別れなのに。

お互いの家族のこと、今回の旅のこと、
読んでいた本のこと。

上野駅、到着のアナウンス

「それじゃあ、、寒くないように、
気をつけて帰ってくださいね。」
「ありがとうございます。」
「風邪をひかないようにするのよ。」
「はい。」


乗客にまぎれて、私も出口へ向かう。
振り返ると、彼女は笑顔でこちらをみている。

私は笑顔で会釈する。
彼女も笑顔で会釈する。

新幹線を降りると
発車のブザーがなる。

なんとなく、座っていた席を見ると
彼女は笑いながらこちらを見ている。

私はまた、笑顔で会釈する。
彼女も笑顔で会釈する。

私は手を振る。
彼女も手を振る。

「東京行き、発車します」

彼女はずっと私を見ている。
彼女を乗せた車両が遠のき
だんだん小さくなる。

そして見えなくなった。



彼女は、一体
どんな人だったのろう。


私は一枚の切符を見つめる。

とき5号車1E

たまたま私が買った切符。
たまたま乗り合わせた隣人。

彼女の破片を思い出す。
妙な気持ちが残る。

この乗車券から
もっと違う物語が生まれたのかもしれない。


改札口で
乗車券が荒っぽく吸い込まれていった。


もう、二度と彼女には会えまい。

だけど

あのしゃべり方、あの横顔、あの指先
彼女の残り香が
私に残ったのでした。


おしまい


(ビーザボイスに連れて行ってもらった
新潟の旅日記はまた近々)
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2010/03/26 (Fri) 02:30

BE THE VOICEからいただいた、ドラゴンフルーツ


切ってみた。不思議な感じ!スイカの味をすっぱくして薄くしたような味がしました。
ビーザボイスのお二人、ありがとう!


いよいよ今週末、新潟だ〜〜!!!

BE THE VOICEの主催するイベント
「PRIVATE MUSIC PARTY」に
再び永山マキ×イシイタカユキDUOで参加するのです。

リハーサルも終えて、準備万端!!
やー純ちゃんとのハモリは楽しいな〜。

このメンバーでのリハは刺激的でいつも楽しい。
休憩中はこたつで語り合ったり。。

初の新潟ライブです!!
お近くの方、この機会に是非足をお運びください!!

◉3/27 (sat) @ 新潟 古町 Italian Restaurant LIFE
新潟県新潟市中央区東堀通5-438 1F
日程:2010年03月27日(土)
OPEN:19:00 START:20:00
CHARGE:¥2,500(ウェルカムドリンク付)
ARTIST:LIVE:BE THE VOICE&永山マキ×イシイタカユキ(モダーン今夜)
サポートゲスト:ヤマカミヒトミ DJ:ヤマザキケンユー・MIHO

<チケット発売中!>
TICKET:ローソンチケット・Lコード 71584 http://l-tike.com/
INFORMATION: LIFE 025-228-3756

<info>
2009年12月に東京・OnE drop cafeにて行われ、SOLD OUTのなか大盛況に終わったPRIVATE MUSIC PARTYが2010年より本格始動!
新潟であの感動を再び、の声にお答えしてBE THE VOICE&永山マキ×イシイタカユキとのアットホームなセッションが春を呼びますよ!
永山マキと和田純子のツインボーカルのハーモニーは必聴!
サポートゲストには小野リサのツアーサポートとしても話題のヤマカミヒトミ(sax,flute)が参加。
当日はLIFEスペシャル春メニューもご用意してお待ちしております。
耳で、下で、アコースティックな春をご堪能ください。

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PRIVATE MUSIC PARTYとは...
BE THE VOICEがお届けする音楽イベント。
個人から発信されたものが繋がって、やがて1つの塊になって、個人の心に還っていく。
出演者が、スタッフが、オーディエンスが、その最初のつぶとして共に空間を作っていけるような、
アットホームでホットでピースフルなイベントを目指して参ります!

関係ないけど、
母とうちの黒猫

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2010/03/26 (Fri) 02:20


や〜  いや〜
もんのすごく楽しかった!!!
ご来場の皆様ありがとうございました!!

春だねえ〜〜
みんな春めいていたね〜〜
畳の上でのライブ、きもちよかったなあ。



空ちゃんも良かったし、
フラスコの空間も良かったし、
ぱんごはんも美味しかったし、
テトラコーヒーも美味しかったし、
お客さんもとても良かった!!!



みなさんとあの空間にいれたことがとても幸せです。
みなさん、本当にありがとう!

さて、次は、、初の新潟ライブ!
そして、初の谷中作詞作曲ワークショップ、、、、、、、

一体どんな話をするというのか。

みなさん、奮ってご参加ください。
あなたの言葉が歌になる!?かも!
詳細は近日公開!!

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